ユニットリーダーになって6年目の大堀詩織さんに、リーダーのお仕事についてお聞きしました。
Q:ユニットリーダーの仕事とは?
A:職員が同じ方法に向かって仕事ができるよう、みんなを引っ張っていきモチベーションを上げて行く事だと思います。私の性格上引っ張って行く事は苦手なので、
ユニット職員が何かしたい事がある時に、まずはやってみようという気持ちで応援し、そして一緒に取り組むよう心掛けています。
Q:リーダーとして部下の指導等で心掛けていることは?
A:まずは、ユニット職員がいつでも声をかけやすく、相談しやすい雰囲気作りを心掛けています。一人ひとりの良い所、悪い所両方を客観的にみられるように心掛けて指導にあたっています。
また、新人職員の指導に関しては、仕事を習得するペースが違うので周囲と比べず、本人にあったペースで指導することを心掛けています。
Q:リーダーとしてやりがいを感じたことは?
A:リーダーとしてはまだまだ未熟なので、正直やりがいを感じる余裕はないですが、介護員として些細な事でも利用者様の気持ちに寄り添えたり、喜んでもらえたり、楽しんでもらえて時にやりがいを感じます。
Q:大堀リーダーの今後の目標は?
A:①利用者様が安心して楽しみのある生活がおくれること。
②職員が助け合って働きやすいユニットを作れるようにリーダーとして環境を整えること。が目標です。
そして…自分自身が楽しく働くことです。
Q:介護の仕事に就こうと思ったきっかけは?
A:曾祖母がデイサービスや訪問介護を利用している中で、介護士さんの姿を見ているうちに、自然と私もこの仕事に就きたいと思うようになりました。
Q:孝の郷で仕事をしていて楽しいと思う時は、どんな時ですか?
A:個性豊かな入居者さんばかりで一緒にお話していると笑わない日はありません。
日々いろいろな発見や出来事があり、そんな毎日が楽しく感じます。
Q:まだ小さい子どもさんがいるとお聞きしましたが、子育てと仕事、特に副主任という立場での両立についてどのようにお考えですか?
A:家族のバックアップなしには、やってこられませんでした。子どもも今年8歳になりますが、この8年あっという間だったな~と思います。
両立について問われると、正直子どもにガマンをさせる事もあり、葛藤しながらやってきましたが、同時にガマンを乗り越え成長して行く子どもを頼もしく感じていました。
『子育てと仕事』の両立も大変なことばかりではないな~と最近は思っています。
Q:最後に宍戸さんの副主任としての今後の目標を教えて下さい。
A:孝の郷の入居者様はもちろん、職員もイキイキと楽しく働ける環境作りをしていくのが私の目標です。
Q:特別養護老人ホームファミーユに入職したきっかけは?
A:私は柔道整復師としてスポーツトレーナーとして働いてきた経緯があります。
高齢者福祉という分野は初めてではありましたが、スポーツトレーナーとしての
経験を活かし新たな分野で自分の力を試してみたくなり入職しました。
Q:機能訓練指導員とはどんな仕事?
A:特別養護老人ホームにおける機能訓練指導員の役割としては
①現在行えている動作を無理なく継続出来るように筋力の維持向上を目指すこと
②利用者様の日常生活の中に機能訓練の要素を盛り込むことにより病気や怪我を
未然に予防すること
③実際に機能障害を抱えていても施設での生活を楽しんでもらえるよう
工夫する事が機能訓練指導員の役割です。
Q:業務をする上で意識していることは?
A:機能訓練をする上で最も重要なことが他職種で連携を図ったリハビリテーションです。特養で働く全部署との連携を
密にすることで利用者様の状態を把握し、実状にあったリハビリテーションを実施する事ができ利用者様が楽しみを
持って生活する事ができると思います。
Q:リハビリテーションを様々な部署の職員に理解してもらうのは大変では?
A:今後は現場で働く職員にもリハビリテーションを体験してもらうことが必要だと感じています。重労働が伴う介護の
現場では多くの介護職員も腰痛や機能障害を抱えていることが多く、職員がリハビリテーションを体験することで
自分の体調改善に繋げることができます。その様な自分の体験を通して、利用者様に行うリハビリテーションの
重要性を深く理解する事で、リハビリテーションの質が向上していくと思っております。
Q:今後の目標は?
A:私自身がスポーツの現場で培った経験を『怪我を予防した身体の作り方』『力を発揮しやすい身体の使い方』
『精神機能の活性化』等に活かしていきながら、高齢者に対するリハビリテーションの理解を深め、より一層の
QOLの向上に寄与していきたいと思います。
特別養護老人ホームエルピス介護部を代表して塩沼さんが考える介護について伺いたいと思います。
Q:特別養護老人ホームエルピスではどのようなサービスを提供しているのですか?
A:入所をはじめ短期入所生活介護(ショートステイ)、通所介護(デイサービス)、
認知症対応型生活介護(グループホーム)等の介護保険サービスを提供しております。
利用者様が抱える生活上の課題の達成や、生活の質の向上が図れるよう各専門職が共同で支援しております。
Q:塩沼さんはリーダーとしてどのような業務をされているのですか?
A:利用者様の心身のケアや生活援助はもちろん、所属している部署が職員さんにとって働きやすい環境(ワークライフバランス含む)である為にも、
介護主任や介護長と連携を図りながら部署のマネジメントを行っています。
Q:介護の仕事の魅力について教えていただけますか?
A:利用者様は、震災や戦争をくぐり抜けご苦労をされた方が多くいらっしゃいます。長い人生の中で、様々な経験をされているその人生の一部に関われるのが大きな魅力だと思います。
また、シフト制の勤務なので、平日の休暇も魅力の一つです。
Q:今後の目標などがあれば教えて下さい。
A:キャリアアップ!この一言に尽きます。現在、認知症の専門棟に所属していますので、認知症ケア専門士を取得したり、介護支援専門員や社会福祉主事の資格が生かせるようにしていきたいです。